ローヤルゼリーの基礎知識

ローヤルゼリーとインスリンの働き

ローヤルゼリーとインスリン

血糖値をコントロールしているインスリン。糖尿病とも深い関連があるインスリンとローヤルゼリーは、どのような関係があるのでしょうか?この記事では、インスリンや血糖値にローヤルゼリーがどのように働くのかご紹介します。

インスリンの働きと糖尿病

インスリンはすい臓から分泌されるホルモンです。食事で摂取した糖質は、ブドウ糖という形に変わり、血液中に放出されます。血液中のブドウ糖の量は血糖値で表されます。インスリンは、ブドウ糖をエネルギーに変換したり、細胞への取り込みを促進したりする働きをもっています。しかし、糖質を大量に取りすぎていると、インスリンの働きが弱まってしまい、ブドウ糖が血中に多く残る状態になってしまいます。使われなかった糖分は尿に混ざって排出され、エネルギー不足により身体に様々な悪影響が出てきます。これが糖尿病です。

デセン酸とインスリン

ローヤルゼリーには、インスリンと似た働きをする物質が含まれています。それがデセン酸です。デセン酸には、インスリン様作用が認められており、すい臓から分泌されるインスリンの働きを助け、食後の血糖値を下げやすくしてくれます。パンやご飯、麺類などの主食類や、スイーツ、炭酸飲料やジュース、ビールやチューハイなどのお酒には多くの糖質が含まれており、食後の血糖値を上げやすく、大量のインスリンを必要とします。すい臓の負担を減らすためにも、インスリンと似た働きをしてくれるデセン酸を摂取することは非常に大切なのです。

すい臓をサポートするローヤルゼリー

すい臓がインスリンを作る際、ビタミンB6が大量に消費されます。このビタミンB6が足りていないと、当然インスリンも生成されず、血糖値が下がらなくなってしまいます。ローヤルゼリーにはビタミンB6が豊富に含まれているため、すい臓の働きをサポートし、インスリン分泌を促す効果があるといえます。また、甘く糖質を沢山含んでいるはちみつとは違い、ローヤルゼリー自体には糖質はほとんど含まれておらず、血糖値を上げにくい食品です。ローヤルゼリーは、インスリンや血糖値に有用な食品であり、糖尿病の予防にも役立つのです。

ローヤルゼリーは、インスリンと似た働きをするデセン酸を含んでいます。また、すい臓がインスリンを作る際に必要なビタミンB6も、ローヤルゼリーには豊富に含まれています。ローヤルゼリー自体は、血糖値を上げにくい食品で、糖尿病予防に効果的な食品であるといえます。