ローヤルゼリーの基礎知識

ローヤルゼリーとエストロゲンの関係性は

ローヤルゼリーとエストロゲンの関係

女性ホルモンのひとつであるエストロゲンと、ローヤルゼリーには一体どのような関係があるのでしょうか。ミツバチの中でも、唯一産卵能力をもつ女王バチの特別食であるローヤルゼリーには、女性に嬉しい驚きの効果があったのです。

エストロゲンの働き

エストロゲンは、簡単にいうと女性らしさを高めるホルモンです。月経がくるのも、女性らしい体つきになるのもエストロゲンの働きによるものです。美肌、更年期障害予防などにも役立つホルモンです。また、月経前や更年期になるとエストロゲンが減少するため、イライラしたり不安になったりします。エストロゲンは精神面の安定も担う重要なホルモンなのです。

エストロゲン様作用

エストロゲンはホルモンなので、体外から摂取して補うことはできません。しかし、エストロゲン様物質という、似た働きをする物質を摂取することは可能です。有名なものは、大豆や大豆製品、プエラリア・ミリフィカなどです。そして、ローヤルゼリーにもエストロゲン用作用をするデセン酸が含まれています。デセン酸はローヤルゼリー特有の成分であり、また研究途中でわかっていないこともあります。しかし、ローヤルゼリーを食べる女王バチが、他のメスのミツバチとは大きく異なる特徴(産卵能力を持っている、体が大きい、長生きするなど)を持っているのは、デセン酸のおかげだとする説が有力です。デセン酸は女性をサポートする栄養素なのです。

エストロゲン生成を助ける

また、ローヤルゼリーに含まれる神経伝達物質であるアセチルコリンという成分には、ホルモンバランスを整える働きがあると考えられています。女性ホルモンはエストロゲンだけではなくプロゲストーゲンなど複数のホルモンがバランスを取りながら働いています。エストロゲンの働きを高めるには、他のホルモンとのバランスが重要なのです。アセチルコリンは、脳の中でも自律神経をコントロールする間脳という部分に働きかけます。間脳にある視床下部に刺激が行くことで、エストロゲンをはじめとするホルモンの分泌促進や他の女性ホルモンとのバランスの正常化にも繋がります。ストレスや乱れた生活習慣でもホルモンバランスは乱れてしまいますが、ローヤルゼリーはホルモンバランスを正常化する手助けをしてくれるのです。また、女性の更年期障害は、エストロゲンの低下によるホルモンバランスの乱れが原因になっています。ローヤルゼリーは、エストロゲンとアセチルコリンの2つの面から更年期障害の予防に役立つと言えます。

ローヤルゼリーは、エストロゲンと似た働きをするデセン酸を含んでおり、エストロゲンの減少による様々な症状を緩和することができるといえます。また、エストロゲンと他のホルモンとのバランスを整えるアセチルコリンも含んでいるため、ローヤルゼリーはエストロゲンをサポートする働きがあるといえます。